大会

第29回関東大学女子駅伝対校選手権大会(9.29)

 印西市で14回目の開催となる「第29回関東大学女子駅伝対校選手権大会」が千葉ニュータウン周回コース(6区間34.4km)で行われました。大会には22大学24チームが参加し、10月30日(日)に杜の都仙台で行われる「第40回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」への出場権獲得をめざして力走しました。

 レースは先行する日本体育大を2区で逆転した大東文化大が、3区で留学生ワンジロ選手が2位以下を大きく引き離し独走態勢をつくると、4区以降も全選手が区間新記録をマークする力走を見せ、2位の城西大学に2分17秒の大差をつけ、2016年以来4回目の優勝。地元順天堂大は1区9位と出遅れましたが、5区に起用された田島愛理選手(1年)が区間3位の力走で6位に浮上。今大会でシード校(城西大、日本体育大、拓殖大、大東文化大)を除く上位2校に与えられる全日本への出場権を獲得しました。エースが揃う最長区間の3区(8.6km)で、ワンジロ選手を抑えて区間賞を獲得したのは小川陽香選手(立教大1年:順天高)、11人を抜きチームを3位まで引き上げる快走でした。小川選手を始め、今大会では1年生の活躍が目を引きました。

 注目の不破聖衣来選手(拓殖大)は今回も欠場。関東勢は総合優勝から20年間も遠ざかっているだけに、今年こそ仙台で関東旋風を巻き起こしてほしいです。今年も沿道には大勢の駅伝ファンが駆けつけ盛んに声援を送っていました。